仕事でプログラミングを学ばなければならない、プログラミングのスキルを磨いて転職したい、趣味で制作をしたい、などなどプログラミングを始めるきっかけになることはたくさんあります。
どのような理由であれ、プログラミングを始めるきっかけには変わりありません。そこでプログラミングを始めるにあたってするべきことや、おすすめの学習方法を紹介します。
始めるきっかけは何でも良い! けど…
冒頭に書いた通りプログラミングを始めるきっかけは人それぞれですし、どのような理由でも大丈夫です。しかし、1つだけ注意することがあります。それは**「思い立ったらすぐ始める」**ことです。
一部の人間を除いて大抵の人はやらなければいけないことを先延ばしにしてしまうものです。
なので、プログラミングも “すぐに”始めましょう!
幸い、プログラミングはパソコン1つあれば学習を始めることができます。パソコンも意気込んで高価なものを買う必要は無く、ワードやエクセル等が十分に使えるくらいの性能があれば大丈夫です。
ここから、プログラミングを始めようと思ったらするべき3つのことを紹介します。
情報収集をしよう
プログラミングを始めようと思ったら、まずは学習を始めるための情報を集めていきましょう。
インターネットには無数の情報があり、無料で学習していくことも出来なくは無いです。しかしそれは、あくまでもあなたがパソコンに関しての一定の知識を持っている場合であり、初心者であればプログラミングと関係ない箇所(ソフトウェアの準備等)で躓いて思うように進まなくなってしまうことも多いです。このような場所で躓いてしまうことははっきり言って時間のムダであり、できる限り無くしていきたいところです。
なので、初心者向けのプログラミング学習に関する書籍を買って学習するか、スクールに通うことが習得までの近道です。
プログラム未経験者でも利用できる転職サイトを紹介しているので参考にして見て下さい。
このように、いろいろな形態、種類のプログラミングスクールがありますので自分のレベルに適したスクールをじっくりと検討しましょう。実際の教室に行く形式のスクールには、わからない箇所をすぐに質問することで効果的に学習できるという利点がありますが、パソコンの操作に多少慣れているのであればオンラインのスクールを検討するのもいいと思います。
ここから先は書籍や動画など独学で学習する方に向けた内容になりますが、今後の学習の方針を定める手助けになるかと思いますので是非お読みください。
プログラミングの “何” を勉強するのか?を決めよう
プログラミングと言っても非常にたくさんの分野があり、例えばゲームやWebサイトのように “目に見える” プログラムもあれば、サーバーというコンピューター上で扱う “目に見えない”*プログラムもあります。大抵の人は “目に見える” プログラムのほうがわかりやすいし物が出来上がった時の実感や達成感が大きいと思うはずです。
そこで私は、敷居が低く学習しやすいものの一つとして「Webサイトのプログラミング」から学ぶことをおすすめします。
Webサイトのプログラミングは特別なソフトなどを必要とせず、Windowsのメモ帳(macOSの場合はテキストエディット)とブラウザ(Edge, Chrome, Safari等)の2つだけでとりあえず始めることができます。なので、初めて買うプログラミングに関する書籍は「ホームページ作成入門書」などで検索してみることをお勧めします。
私がおすすめする本は
スラスラわかるHTML&CSSのきほん 第2版
です。
具体的な画面の写真と共に作業する内容が書いてあるので今から始めるには最適な本だと思います。
ひたすら手と頭を動かそう
プログラミングというのは、書籍を買ってただ読むだけでは学習できません。特に初心者向けの本は順序を追って一つ一つ丁寧に解説されているので、書いてある内容に合わせて手と頭を動かすことが非常に重要です。初めからオリジナルのプログラムを作成することは非常に困難なのでまずは書籍の内容をたくさん真似てみましょう!
スクールを選んだ方も同様に、自分の手と頭で学んでいくということを大事にしてください。
おわりに
ところで、世の中には「1か月でマスターする」などの売り文句のスクールや書籍が数多くあります。確かにその売り文句は間違いではなく、最低限のことを1か月でマスターすることは人によっては可能です。しかしプログラミングはその1か月で終わりではなく、学び続けなければいけません。常に新しい知識を取り入れていかなければあっという間に自分のスキルが役に立たなくなることもある、そんなものなのです。
ここからは私の体験談なのですが、小学生の時にFlashでゲームを作る本を読んで実践していました。しかし、主要なブラウザがFlashをサポートしなくなってからFlashを使ったサイトはめっきり減りました。もちろんプログラミングの根底の考え方は同じですし、丸ごと知識が無駄になるなんてことはないのですが、これから先もFlashについて学んでいくのは間違いなく無駄です。このように技術革新が多い分野ならではの大変さもあるので、少し覚悟する必要はあるかもしれません。
とはいえ、実践で使えるレベルに達するまではしばらくかかりますし古い技術が変化することなく使われている場面も多いので、初心者のうちは気構えずに書籍やスクールなどで基礎を固めましょう!